数式にはESMAによって設定された多くの制限があり、弊社ではこれを削除することはできません。
ご存知の通り、作成者には数字の計算方法を明記することが義務付けられているため、iXBRLでは作成者の数式をXBRLの計算に変換していますが、アイテムの計算方法にはXBRLの制約があります(詳しくはこちら をご覧ください)。
会計の一貫性を保つために、iXBRLは借方から貸方への特定の計算やその逆の計算を認めていません。要するに、借方要素と貸方要素の間で、追加や減算を好きなように使うことができないのです。
問題点
例として、「営業活動によるキャッシュ・フロー」の小計は通常借方で、「利益(損失)」は貸方になります。
貸方から借方への正の合計を行うことはできませんが、CFにおいて「営業活動によるキャッシュ・フロー」が「利益(損失)」を含むというよくある計算を可能にするために、「営業活動によるキャッシュ・フロー」には「null」/空白の借方/貸方属性が与えられています。
iXBRLは借方/貸方(残高)属性を追加せずにタクソノミーを拡張することを認めていないため、CFで「純金融費用調整前営業キャッシュフロー」のような小計拡張機能を作成した場合、「計算関係に不正な太さがある」という問題が生じます*。
*メモ:ESMA レポーティングマニュアルは、借方/貸方(貸借区分 or バランス)属性がないことを意味し、いくつかの特定のシナリオが借方/貸方(貸借区分 or バランス)属性なしで拡張機能を承認できることを認めています。上記のような例でないと、5.1.1.2 の計算がエラーになります。
問題の解決方法
現在のところ、検証エラーを無視する、計算を削除する、または拡張区分バランス属性を調整する(該当する場合)以外に、利用可能な解決策はありません。