チェーン内のコマンド入力として使用しやすくするために、変数またはコマンド出力に変換を適用する事ができます。データまたは変換の出力をさらに変換するなど、コマンド入力に複数の変換を適用できます。
変換
変換 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
テキストをJSONとして解析する | テキスト文字列の | 文字列をJSONに変換します |
解析番号 | テキスト文字列の | 数値文字列を数値に変換します |
小文字 | テキスト文字列の | 文字列を小文字に変換します |
大文字 | テキスト文字列の | 文字列を大文字に変換します |
キャピタライズ | テキスト文字列の | 文字列全体を大文字にします |
タイトル化 | テキスト文字列の | 文字列内の各単語の最初の文字を大文字にします |
トリム | テキスト文字列の | 文字列から先頭と末尾のスペースを削除します |
接頭辞のトリム | テキスト文字列の | 文字列の開始点から先頭のスペースを削除します |
接尾辞のトリム | テキスト文字列の | 文字列の末尾から最後のスペースを削除します |
左パッド | テキスト文字列の | 文字列の左側にスペースを追加して、特定の長さに拡張します |
右パッド | テキスト文字列の | 文字列の右側にスペースを追加して、特定の長さに拡張します |
置換 | テキスト文字列の | 完全一致または正規表現に基づいて文字列の値を置き換えます |
分割 | テキスト文字列の | 区切り文字値に基づいて文字列を分割します |
加算 | 番号 | 数値に値を加算します |
減算 | 番号 | 数値から値を減算します |
乗算 | 番号 | 数値に値を乗算します |
除算 | 番号 | 数値を値で除算します |
ROUND | 番号 | 数値を指定された小数点以下の桁数に丸めます |
日付/時刻の解析 | テキスト文字列の | または日付またはタイムスタンプの日付またはタイムスタンプを特定の形式とタイムゾーンに変換します |
DateMath | 日付またはタイムスタンプ | タイムスタンプに日、月、年、時間、分を加算または減算します |
日付と時刻の書式 | 日付またはタイムスタンプ | 日付またはタイムスタンプをフォーマットします |
ソート | リスト | リストの項目を昇順または降順に並べ替えます |
リストから選択 | リスト | リストから個々の要素を取得します |
JSONから値を取得 | JSON | 個々の要素を適切なJSON文字列から文字列、リスト、またはJSONに変換します |
注:JSON出力を別のコマンドのプロパティとして使用する場合は、JSON文字列全体ではなく、出力から特定の要素を選択します。完全な文字列ではなく特定の要素を選択した場合は、[JSONから値を取得]変換を適用して、そのデータ型を変換します。
テキストをJSONとして解析する
テキスト変数または出力をJSONに変換するには、テキストの解析をJSON変換として適用します。
- チェーン内で、変換する入力を含むコマンドのノードを選択し、[編集] をクリックします。
- [ コマンドプロパティ ]で、変換する変数または出力をクリックします。
- [テキストをJSONとして解析]を選択し、[追加]
注:JSONから要素を取得するには、[JSONから値を取得]を選択し、[追加]
をクリックして追加の変換を適用します。
をクリックします。
- [同意する]をクリックします。
文字列の大文字化を更新する
テキスト文字列変数または出力をすべて大文字または小文字に変換するには、大文字または小文字の変換を適用します。
- チェーンで、変換する入力を持つコマンドを選択し、[コマンドプロパティ]で変換する変数または出力をクリックします。
- 適用する変換を選択します。
- 文字列の各単語の最初の文字を大文字にするには、[タイトル化]を選択します。
- 文字列の文字をすべて大文字に変換するには、[大文字]または[キャピタライズ]を選択します。
- 文字列の文字をすべて小文字に変換するには、[小文字]を選択します。
注:文字列を変換するには、適用する追加の変換を選択し、[追加]
をクリックします。 - [同意する]をクリックします。
文字列の末尾または先頭のスペースを追加または削除する
テキスト文字列の変数または出力の先頭または末尾にスペースを追加または削除するには、パッドまたはトリム変換を適用します。
- チェーンで、変換する入力を持つコマンドを選択し、[コマンドプロパティ]で変換する変数または出力をクリックします。
- 適用する変換を選択し、[
- 文字列の開始点にスペースを追加するには、[左パッド]を選択し、文字列の全長を入力します。
- 文字列の最後尾にスペースを追加するには、[右パッド]を選択し、文字列の全長を入力します。
- 文字列の開始点からスペースを削除するには、[接頭辞のトリム]を選択します。
- 文字列の最後尾のスペースを削除するには、[接尾辞のトリム]を選択します。
- 文字列の開始点と最後尾の両方からスペースを削除するには、[トリム]を選択します。
注:文字列の出力を変換するには、適用する追加の変換を選択し、[追加]
をクリックします。
] をクリックします。
- [同意]を選択します。
文字列を分割する
区切り文字の値に基づいてテキスト文字列の変数または出力を分割するには、[分割]変換を適用します。
- チェーンで、変換する入力を持つコマンドを選択し、[コマンドプロパティ]で変換する変数または出力をクリックします。
- [分割]を選択し、[追加] をクリックします。
- [区切り文字]には、文字列を分割するテキスト値を入力します。
注:文字列の出力を変換するには、適用する追加の変換を選択し、[追加]
をクリックします。 - [同意]を選択します。
文字列の値を置き換える
テキスト変数または出力内の値を別の値に置き換えるには、[置換]変換を適用します。
- チェーンで、変換する入力を持つコマンドを選択し、[コマンドプロパティ]で変換する変数または出力をクリックします。
- [置換]を選択し、[追加]
- [検索]で、置換する値の条件を文字列に入力し、一致する正確なテキストまたは正規表現として入力します。
- [置換]に、[検索]テキストを置き換える値で条件に一致するものを入力します。
- [一致タイプ]で、完全一致と正規表現(RegEx)のどちらで[検索]条件を検索するかを選択します。
注:文字列の出力を変換するには、適用する追加の変換を選択し、[追加]
をクリックします。 - [同意する]をクリックします。
数値の加算、減算、乗算、除算、または丸め
数値に対して数学演算を実行するには、加算、減算、乗算、除算、または丸め変換を適用します。
ヒント:数値の文字列値に対して数学演算を実行するには、最初に数の解析変換を適用します。
- 加算または減算の変換の場合、数値をどれだけ増減させるかを入力します。
- 乗算または除算の変換の場合、数値をどれだけ掛けたり割ったりするかを入力します。
- 丸め変換の場合、数値を丸める小数点以下の桁数を入力します。
日付またはタイムスタンプを文字列として解析する
日付またはタイムスタンプの変数または出力を特定の形式とタイムゾーンに変換するには、[日付/時刻の解析]変換を適用します。
- チェーンで、変換する入力を持つコマンドを選択し、[コマンドプロパティ]で変換する変数または出力をクリックします。
- [日付/時刻の解析]を選択し、[追加]
- 標準の国際標準化機構(ISO)を使用するか、日付またはタイムスタンプ付きのカスタム形式を使用するかを選択します。
- strftime 形式および
.
、,
、:
、または/
などの区切り文字を使用して、日付または時刻の値を書式設定する方法を入力します 。例えば、01-30-2020の場合は[%m-% d-%Y
]、21:08 の場合は[%H:% M
]となります。 - 日付またはタイムスタンプのタイムゾーンを変更するには、入力値と出力値のタイムゾーンを選択します。
注:文字列の出力を変換するには、適用する追加の変換を選択し、[追加]
をクリックします。 - [同意する]をクリックします。
日付またはタイムスタンプを加算または減算する
日付またはタイムスタンプの変数または出力に間隔値を加算または減算するには、[日付と時刻の追加/減算]変換を適用します。
- チェーンで、変換する入力を持つコマンドを選択し、[コマンドプロパティ]で変換する変数または出力をクリックします。
- [日付と時刻の追加/減算]を選択し、[追加]
- 標準の国際標準化機構(ISO)を使用するか、カスタム形式を使用するかを選択します。
- [演算]で、タイムスタンプを[加算]するか[減算]するかを選択します。
- タイムスタンプに加算または減算する増分(例:1日)を入力します。
注:タイムスタンプの書式を変更するには、[日付/時刻の解析]を選択し、[追加]
をクリックして追加の変換を適用します。 - [同意する]をクリックします。
リスト内のアイテムを並べ替える
リストの変数または出力の項目を昇順または降順で並べ替えるには、[リストの並べ替え]変換を適用します。
- チェーンで、変換する入力を持つコマンドを選択し、[コマンドプロパティ]で変換する変数または出力をクリックします。
- [リストの並べ替え]を選択し、[追加] をクリックします。
- リストを昇順と降順のどちらで並べ替えるかを選択します。
注:リストから文字列要素を選択するには、[リストから選択]を選択し、[追加]
をクリックして追加の変換を適用します。 - [同意する]をクリックします。
リストから要素を選択する
リストの変数または出力から個々の要素を抽出するには、[リストから選択]変換を適用します。
- チェーンで、変換する入力を持つコマンドを選択し、[コマンドプロパティ]で変換する変数または出力をクリックします。
- [リストから選択]を選択し、[追加] をクリックします。
- [値]には、選択する要素のインデックス番号を入力します。(最初の要素の場合は
0
、最後の要素の場合は-1
など。)注:文字列の要素を変換するには、適用する追加の変換を選択し、[追加]
をクリックします。 - [同意する]をクリックします。
JSONから値を取得する
個別の要素をJSONの変数または出力から文字列、リスト、またはJSONに変換するには、[JSONから値を取得]変換を適用します。変換を使用する場合は、JSON内のリストの要素はゼロベースのインデックスを使用し、最初の値のインデックスは 0
となります。
注:変換で解析する要素のインデックスと名前を確認するには、[監視]
をクリックして、コマンドのJSON出力を表示します。- チェーンで、変換する入力を持つコマンドを選択し、[コマンドプロパティ]で変換する変数または出力をクリックします。
- [JSONから値を取得]を選択し、[追加]
- 要素を文字列 、リスト 、JSON のどれで出力するかを選択します。
- [値]に、次のように入力します。
- JSONに複数のオブジェクトが含まれている場合、抽出元のオブジェクトの0から始まるインデックス。たとえば、2番目のオブジェクトの場合は
1
を入力します。注: JSONに複数のオブジェクトが含まれている場合にのみ、インデックスを入力してください。
id
など、選択する要素の名前。
注:日付文字列をフォーマットしたり、リストを並べ替えたりする区的で変換からの出力を変換するには、追加の変換を選択し、[追加]
をクリックして適用します。 - JSONに複数のオブジェクトが含まれている場合、抽出元のオブジェクトの0から始まるインデックス。たとえば、2番目のオブジェクトの場合は
- [同意する]をクリックします。