チェーンを構築すると、後続のコマンドのプロパティを持つコマンドからの結果(または出力)を使用する事ができます。例えば、コマンドのカンマ区切り値(CSV)出力に対してチェーンの一部として複数の変換を実行するには、前のコマンドの出力をプロパティとして使用する後続の[表変換]コマンドを追加します。
注:コマンドは、チェーンの初期のコマンド(成功条件にリンクされているコマンドやグループ内のコマンドを含む)からの出力のみを 使用できます。 コマンドの出力から値を抽出するには、動的出力を作成します。
出力タイプ
接続コマンドが生成する出力のタイプは複数あります。
出力タイプ | 例 |
テキスト | リストファイル出力から選択されたレコード |
整数型 | クエリ内のレコード数 |
ファイル | ウェブサービスのHTTP要求からダウンロードされた応答 |
フロート | 浮動小数点計算の結果 |
日付 | システムのタイムスタンプ |
JSON | REST API ウェブサービスの応答 |
リスト | ディレクトリ内のファイルのリスト |
地図 | ペアと値のリスト |
コマンド出力を後のコマンドのプロパティとして使用する
注:コマンドの出力の形式または構造を、別のコマンドのプロパティとして使用する目的で変換するには、変数変換を適用します。
- チェーン内で、出力を使用するプロパティを持つコマンドを選択し、[編集] をクリックします。
- [コマンドプロパティ]で、プロパティに適用する[変数] をクリックします。
- [変数の選択]で前のコマンドを展開し、プロパティとして入力する出力を選択します。
- JSONから値を抽出するなど、プロパティで使用するために出力の形式または構造を変換するには、プロパティのフィールドで形式や構造をクリックし、変数変換を適用します。
- [保存]をクリックします。
[コマンドの詳細]出力
各コマンドは、[コマンドの詳細]出力を自動的に生成します。この出力を使用すると、そのコマンドの詳細を、チェーン内のコマンドで変数入力として以後使用できます。
出力変数 | 詳細 |
Id | コマンドの数値ID |
ステータス | コマンドのステータス- succeeded またはerrored
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