説明
この関数を使用して、セット内の条件が TRUE かどうかを判断します。チェーンで支える。CHILDREFS と併用可能。
構文
OR(logical_1, [..., logical_255])
インプット
この関数は以下の引数を受け付ける:
名称 | 必須 | 説明 | 有効入力 |
---|---|---|---|
ロジカル_1 |
はい | 最初に評価する条件または論理値。 | セル参照、セル範囲、式、または論理値を表す数式。 |
論理_n |
いいえ | 評価する追加条件または論理値。 | セル参照、セル範囲、式、または論理値を表す数式。最大254個の値を追加することができる。 |
例
サンプルデータ
A | B |
---|---|
TRUE | FALSE |
FALSE | FALSE |
15 | 20 |
アップル | バナナ |
サンプルフォーミュラ
数式 | 説明 | 結果 |
---|---|---|
=OR(A1, B1) |
A1またはB1のいずれかがTRUEかどうかをチェックする。 | TRUE |
=OR(A2, B2) |
A2またはB2のいずれかがTRUEかどうかをチェックする。 | FALSE |
=or(a3>10, b3<25) |
A3が10より大きいか、B3が25より小さいかチェックする。 | TRUE |
=OR(A1:B2) |
範囲A1:B2内のいずれかの値がTRUEであるかどうかをチェックする。 | TRUE |
メモ
- OR は、いずれかの引数が TRUE の場合に TRUE を返し、すべての引数が FALSE の場合にのみ FALSE を返す。
- OR関数は最大255個の引数を取ることができる。
- 引数が配列または参照の場合、最初の要素のみが評価に使用される。
- OR関数は、空のセルやTRUEやFALSEに変換できないテキスト値を無視する。
- ORは評価を下す際にケースを考慮しない。例えば、OR(A1="YES", A1="YES", A1="YES")は、大文字小文字に関係なく、A1に "YES "のバリエーションが含まれていればTRUEを返す。
ヒント
- より複雑な条件文を作成する には、IF と OR を組み合わせて使用する。
- ORはセル範囲だけでなく、個々のセルでも使用できる。
- 比較演算子でORを使用する場合は、各条件が完全であることを確認してください。例えば
OR(A1>10,<5)
はOR(A1>10,A1<5)
となる。 - 条件付き書式設定において、ORはいくつかの条件のいずれかを満たすセルを強調表示するのに便利である。