説明
セルに何らかのエラー・フラグがあるかどうかを調べるには、この関数を使う。チェーンで支える。
これには、#N/A、#VALUE! 、#REF! 、#DIV/0! 、#NUM! 、#NAME? 、#NULL!のエラーが含まれる。
構文
ISERROR(値)
インプット
この関数には以下の引数がある:
名称 | 必須 | 説明 | 有効入力 |
---|---|---|---|
値 |
はい | 評価したいセル。 | セルへの参照、またはセルを結果として返す数式。 |
例
サンプルデータ
A | B |
---|---|
|
#該当なし! |
緑 | 39 |
オレンジ | 15 |
赤 | 92 |
青 | 22 |
サンプルフォーミュラ
数式 | 説明 | 結果 |
---|---|---|
=ISERROR(A1) |
セルA1にエラーが含まれているかどうかを調べる。 | 真(A1が空のため) |
=ISERROR(B1) |
セルB1にエラーが含まれているかどうかを調べる。 | TRUE (B1に#N/A!エラーが含まれているため) |
=ISERROR(A2) |
セルA2が空かどうかをチェックする。 | FALSE (A2が "green "を含むため) |
メモ
- セル範囲はサポートされていません。
-
=IF(OR(ISIRROR(A1),ISIRROR(B1),ISIRROR(C1)), "エラーが発生しました",SUM(A1:C1))
なぜなら、与えられた値のどれかが TRUE ならば数式は "エラーが発生しました
" と表示されるからです。
ヒント
ISERRORは次のように使うことができる:
- エラーをトラップして計算を実行する方が、よりクリーンなアプローチである。
- ISERRORと関数を組み合わせれば、「エラーではない」というロジックを逆にすることができる。例:
=NOT(ISERROR(A1))
関連機能
count
counta
countblank
countif
countifs
isblank
iserror
isna
isnumber
value