新規フォルダに適用される権限のデフォルト設定を更新し、フォルダへの権限を一括で更新することができます。フォルダ権限のデフォルト設定を管理するには、[Classic Account Admin]の権限セットを使用します。これは、グループおよびユーザーレベルの様々な権限をまとめたものです。
フォルダの権限に関する詳細については、「フォルダの権限の設定」を参照してください。
権限セットについて
Workspaceでフォルダの権限を操作する際には、権限セットがデフォルト設定の管理に役立ちます。グループと権限セットを使用する際のベストプラクティスとして覚えておくべき内容をいくつかご紹介します。
- [すべてのユーザー]グループからユーザーを削除しないこと。
- 権限セットのデフォルト設定で、[すべてのユーザー]グループの設定を「権限なし」に設定しないこと。
[すべてのユーザー]グループが「権限なし」となるようにデフォルトの権限を変更する必要がある場合は、デフォルトの権限セットから[すべてのユーザー]グループを削除します。
フォルダとファイルの権限を更新する
フォルダ内のすべてのファイルとサブフォルダに対しオーナー権限を持つ場合は、[フォルダとファイル]オプションからそのフォルダ内の複数のアイテムに対し権限を更新できます。
ファイルとその権限のマトリックスビューを開くには、次の手順に従ってください。
- [ファイル]または[ホーム]で、フォルダを右クリックします。
- [権限]から、[フォルダとファイル]
を選択します。
このビューには、フォルダ内の全ファイル(サブフォルダとそのファイルを含む)が一覧表示されます。
ファイルのセクションの権限を個別に編集するには、ファイルを右クリックして[セクションの権限]を選択します。
また、ファイル名を右クリックし、[開く]を選択するとファイルを開くことができます。
フォルダ権限のデフォルト設定を変更する
注: Classic Account Adminは、権限セットを介して権限のデフォルト設定を管理する目的で引き続き使用されます。
新規フォルダに対し権限のデフォルト設定に変更を加えることができます。デフォルトの権限セットを更新すると、新規フォルダを作成した際に、この新しい権限セットが適用されるようになります。ユーザーがフォルダを作成すると、フォルダ権限セットのデフォルト設定の内容に関わらず、そのユーザーにはオーナー権限が自動的に付与されます。
新規フォルダの権限のデフォルト設定を更新するには、以下の手順に従ってください。
- 左下に表示されるご自身の名前をクリックし、[Classic Wdesk ]をクリックして、[Classic Account Admin]を選択します。
- [権限]をクリックし、[権限セット]を選択します。
- 「フォルダ権限のデフォルト設定」という権限セットをクリックして、閲覧または編集を行います。
- グループまたはメンバーの権限セットに変更を加えるには、[編集]をクリックします。[メンバーの追加]または[グループの追加]をクリックして、新しいメンバーまたはグループを権限セットに追加します。
- 必要な権限レベルを選択します。
- [変更を保存]をクリックします。
権限セットからグループまたはメンバーを削除するには、リストでグループまたはメンバーを特定し、[削除]をクリックします。
フォルダの権限を一括更新する
[Classic Account Admin]の権限セットを使うと、フォルダの権限を一括で更新することができます。権限を一括適用する場合は、次の点に注意してください。
- 権限セットを適用すると、既存の権限が上書きされるため、既存の権限の内容は削除されます。
- 一括での権限適用を一度開始すると、処理をキャンセルしたり元に戻したりすることはできません。
フォルダの権限を一括で更新するには、次の手順に従ってください。
- 左下に表示されるご自身の名前をクリックし、[Classic Wdesk ]をクリックして、[Classic Account Admin]を選択します。
- [権限]をクリックします。
- フィルタアイコンをクリックし、フォルダを除くすべての項目の選択を解除してから、[実行]をクリックします。
- フォルダのみをフィルタリングした後、チェックマークをクリックして、更新するフォルダを選択します。同時に最大100件のフォルダを選択することができます。
- [権限セットの適用]をクリックします。
- 選択したフォルダに適用する権限セットを選択し、[続ける]をクリックします。
- 変更内容と選択範囲を確認し、確認済みのチェックボックスをオンにして、[適用]をクリックします。