デフォルトでは、GroundRunnerはインストール場所の \Contents\log\
ディレクトリにログファイルを自動的に作成します。トラブルシューティングのためにログファイルへのアクセスを容易に行うために、GroundRunnerの output.log
ファイルを、次の方法でチェーンを使用してWdataのテーブルに自動的にダウンロードできます。
- デフォルトの[ファイルユーティリティ]接続
- Workiva接続
ステップ1:テーブルとチェーンを作成する
- 必要に応じ、GroundRunnerをインストールしてセットアップします。
- ホーム画面から、テーブルを作成し、[Log]という名前の単一のテキスト列を追加します。
- チェーン内のテーブルを識別するには、そのIDを記録します。
注:テーブルのIDは、URL内の
tables/
に続く英数字の値です。 - [チェーンビルダー]で、[構築] 、[チェーン]、および[チェーンの作成]の順にクリックします。
- [セットアップ]で、チェーンとその意図を特定するのに役立つ一意の名前と説明を入力します。
ステップ2:コピーコマンドを追加する
テーブルでログをインポートできるようにするには、[コピー]コマンドを追加して最新のファイルのCSVを作成します。
- [利用可能なBizApps]の選択肢から[ファイルユーティリティ]を選択し、キャンバスに[コピー]を移動させます。
- ノードを選択し、[編集] をクリックして、コマンドの一意の名前と説明を入力します。
- ログをダウンロードするGroundRunnerを選択します。
- [ソース]には、
c:\PROGRA~2\Wdata\Contents\log\output.log
などのGroundRunnerの output.log ファイルへのパスを入力します。 - [宛先]には、同じパスに
.$(Chain.ExecutorId).csv
を追加します(例:c:\PROGRA~2\Wdata\Contents\log\output.log.$(Chain.ExecutorId).csv
)。 - チェーンが最新のログファイルをダウンロードするように設定するには、[上書き]を選択します。
- [保存]をクリックして、ノードを[開始]に移動します。
ステップ3:CSVのZIPを作成するコマンドグループを追加する
ログファイルのサイズが大きすぎる可能性があります。 CSVからZIPファイルを作成してからCSVファイルを削除するには、コマンドグループを追加します。
- [利用可能なBizApps]の選択肢から[ファイルユーティリティ]を選択し、キャンバスに[ZIP]を移動させます。
- ノードを選択し、[編集] をクリックして、コマンドの一意の名前と説明を入力した上で、同じGroundRunnerを選択します。
- [アーカイブ名]には、
output.log.zip
など、ZIPファイルに付ける名前を入力します。 - [ソースファイル]には、[コピー]コマンドの[宛先]入力と同じパスを入力します。
- [保存]をクリックします。
- [利用可能なBizApps]の選択肢から[ファイルユーティリティ]を選択し、キャンバスに[削除]を移動させます。
- ノードを選択し、[編集] をクリックして、コマンドの一意の名前と説明を入力した上で、同じGroundRunnerを選択します。
- [ファイル名]には、[コピー]コマンドの[宛先]入力と同じパスを入力します。
- [保存]をクリックし、ノードを[ZIP]ノードに移動してコマンドグループを作成します。
- リンクを[開始]からコマンドグループにドラッグします。
ステップ4:[ファイルを作成]コマンドを追加する
ログファイルをテーブルにインポートするには、[ファイルの作成]コマンドを追加します。
- [利用可能なBizApps]の選択肢から[Workiva]を選択し、キャンバスに[ファイルを作成]を移動させます。
- ノードを選択し、[編集] をクリックして、コマンドの一意の名前と説明を入力した上で、同じGroundRunnerを選択します。
- [テーブルID]には、ログファイルを追加するテーブルのURLからIDを入力します。
- [ファイル]には、[変数]をクリックし、[ZIP]コマンドの [ZIPファイル]出力を選択します。
- [保存]をクリックし、リンクをコマンドグループからノードにドラッグして、[公開]をクリックします。
ステップ5:ログファイルをダウンロードする
- チェーンを実行するには、その[実行] と[チェーンを実行]をクリックしてください。
- テーブルで、現在のログファイルがデータセットの右パネルに表示されていることを確認します。
- ログファイルをダウンロードするには、[詳細]をデータセットのメニューから選択し、さらに[ダウンロード]、[元のファイル]、[CSVへ]の順に選択します。