このチェーンを使用すると、カンマ区切り値(CSV)ファイルのデータに基づいて自動的にテーブルを作成する事ができます。独自のコネクタを介してレコードのシステムから直接CSVを抽出するか、オンラインディレクトリからCSVを取得できます。例えば、このレシピではHTTPリクエストコネクタを使用して、ディレクトリからファイルを取得します。
必要となるもの
このチェーンを作成するには、次が必要です。
- [Workiva]コネクタ
- ソースまたはオンラインディレクトリから直接データを取得するコネクタ(例えば、このレシピでは[HTTPリクエスト]コネクタを使用します。)
- [ファイルユーティリティ]コネクタ
ステップ1:チェーンを作成する
- [チェーンビルダー] で、[チェーン] タブから、 [チェーンを作成] をクリックします。
- [セットアップ]で、チェーンとその目的を特定するのに役立つ一意の名前と説明を入力します。
- チェーンで様々なソースからファイルを取得できるようにするには、[変数]で[追加]をクリックし、CSVのベースURLの変数を作成します。
- [名前]に base-url と入力します。
- [値]に、ファイルのディレクトリへのパスを入力します。
ステップ2:通知を設定する
チェーンがテーブルを作成した際に他のワークスペース所有者に通知する手順は次の通りです。
- [通知]
- [条件]で、[成功]を選択します。
- [受信者]には、通知する共同編集者のメールアドレスを選択します。
- 必要に応じてメールの件名を更新し、[保存]をクリックします。
ステップ3:コマンドグループを追加してファイルコンテンツを取得およびリスト化する
オンラインディレクトリからデータを取得するには、コマンドグループでチェーンを開始し、ファイルをGETしてその内容をリスト化します。
注:ユーザーのニーズをより適切に満たすために、データソースまたはエクスポートファイルの場所に直接接続するコマンドから始めることもできます。
- [コマンドグループ] をクリックし、[コマンドグループ] を[開始]へ移動します。
- [利用可能なBizApps]の選択肢から[HTTP]を選択し、キャンバスに[GET]を移動させます。
- [グループ開始]から[GET]へリンクをドラッグし、[編集]
をクリックして[GET]を選択します。 - [基本情報]で、コマンドの識別に役立つ一意の名前と説明を入力します。
- HTTPディレクトリで基本認証またはリクエストに対する証明書が必要な場合は、[コマンドのプロパティ]に資格情報を入力します。
- [URL]には、[チェーン]から[ベース-URL]変数を選択し、取得するファイルの残りのパス(
/file-name.csv
など)を追加します。 - [保存]をクリックします。
- [利用可能なBizApps]の選択肢から[ファイルユーティリティ]を選択し、キャンバスに[ファイルコンテンツをリスト化]を移動させます。
- [GET]から[ファイルコンテンツをリスト化]へリンクをドラッグし、[編集]
をクリックして[ファイルコンテンツをリスト化]を選択します。 - [基本情報]で、コマンドの識別に役立つ一意の名前と説明を入力します。
- [ファイル名]セクションでは、[GET]から[応答]出力を選択します。
- ファイルの最初の数行のみを表示するには、[プレビュー行]セクションに返す行数を入力します。
- [保存]をクリックします。
ステップ4:ファイルに基づいてテーブルを作成するためにコマンドグループを追加する
- [コマンドグループ] をクリックし、[コマンドグループ] をキャンバスへ移動させます。
- リンクを以前のグループの[Out]からこのグループの[In]にドラッグします。
- [利用可能なBizApps]の選択肢から[Workiva]を選択し、キャンバスに[テーブルを作成]を移動させます。
- [グループ開始] から[テーブルを作成]へリンクをドラッグし、[編集]
をクリックして[テーブルを作成]を選択します。 - [基本情報]で、コマンドの識別に役立つ一意の名前と説明を入力します。
- [名前]には、作成するテーブルの名前を入力し、一意の名前になるように、[実行時]変数の下に[Chain.ExecutorID]変数を追加します。
- [列]セクションで、ファイルに含まれる列を追加します。
- [保存]をクリックします。
- [利用可能なBizApps]の選択肢から[Workiva]を選択し、キャンバスに[ファイルを作成]を移動させます。
- [テーブルを作成] から[ファイルを作成]へリンクをドラッグし、[編集]
- [基本情報]で、コマンドの識別に役立つ一意の名前と説明を入力します。
- [テーブルID]セクションでは、[テーブルを作成]の[テーブル]出力から[ID]を選択します。
- [ファイル]セクションでは、[GET]から[応答]出力を選択します。
- [名前]には、作成するファイルの識別に役立つ名前を入力します。一意のファイル名になるように、[実行時]の下に[Chain.ExecutorID]変数を追加します。
- [保存]をクリックします。
- [利用可能なBizApps]の選択肢から[Workiva]を選択し、キャンバスに[テーブルにファイルをインポート]を移動させます。
- [ファイルを作成]から[テーブルにファイルをインポート]へリンクをドラッグし、[編集]
- [基本情報]で、コマンドの識別に役立つ一意の名前と説明を入力します。
- [テーブルID]セクションでは、[テーブルを作成]の[テーブル]出力から[ID]を選択します。
- [ファイルID]セクションでは、[ファイルを作成]の[結果]出力から[ID]を選択します。
- [列のマッピング]で、テーブルの列をファイルの列にマップします。
- [保存]をクリックします。
ステップ5:チェーンを公開して実行する
チェーンを完了してテストするには次の手順に従います。
- [公開]、さらに[実行]をクリックします。
- [チェーンを実行]をクリックします。
- チェーンが正常に機能しているかどうかを確認するには、チェーンのコマンドの出力を表示します。