この記事の対象者:
- SEC
- HMRC
- CIPC
- ESEF
- FERC
メニューオプションとして [ファクトのレビュー方法(Review Facts as)]([レビュー表示] とも呼ばれます)を使い、XBRLファクトの特定のプロパティ(元の値ではなく精度など)を表示します。
ファクトプロパティのオプション
XBRLファクトをレビュー中に簡単にスポットチェックするためのオプションがいくつかあります。
例えば、通常の値の代わりに期間タイプ(Period Type)を表示するオプションを選択することができます。レビューを合理化するため、ファクトプロパティはドキュメントの元のファクト値の代わりに表示されます。
[ファクトのレビュー方法(Review Facts as)] には以下が含まれます。
- [精度(Accuracy)] は、XBRLファクトのDecimal型の精度を示します。
- [残高(Balance)] は、デビット(D)、クレジット(C)、または残高タイプなし(-)のいずれかがファクトに含まれるかどうかを示します。
- [日付/日付の範囲(Date/Date Range)] は、コンセプトに適用された日付/日付の範囲IDを示します。
- [リバース(Reversed)] は、XBRLファクト値の符号が逆になっているかどうかを示します。逆のファクトがないセルは空白で表示されます。
- [残高&リバース(Balance & Reversed)] は、コンセプトの残高タイプ、およびファクト値の符号が逆になっているかどうかを示します。
- [期間タイプ(Period Type)] は、コンセプトが期間と特定の日付のどちらを使用しているかを示します。
- [単位(Unit)] は、米国通貨のUSドルなど、XBRLファクトに適用される単位を示します。
-
[値(Value)] は、XBRLファクトの値を示します。値では、数値の四捨五入とスケーリングの両方が考慮されます。
レビューするファクトプロパティを選択する
[ファクトのレビュー方法(Review Facts as)] のオプションは、デフォルトではオフになっています。 [ファクトのレビュー方法(Review Facts as)] のメニューから、レビュー対象となるファクトプロパティを選択します。
- 1
- ドキュメントを開き、[XBRLを表示(Show XBRL)]がオンになっていることを確認します。
- 2
- XBRLプロファイル( XBRL profile)がまだ適用されていない場合は、適切なオプションを選択します。
- 3
- [XBRL] タブから [ファクトのレビュー方法(Review Facts as)] のドロップダウンをクリックし、レビュー対象となるファクトプロパティを選択します。
レビューをオフにする
ファクト値を通常に戻すには、[ファクトのレビュー方法(Review Facts as)] のドロップダウンメニューをクリックして [オフ] を選択します。これで、すべてのファクトが元の値を示すようになります。