チェーン内のコマンドがオンプレミスまたはプライベートのリモートデータソースとやり取りできるようにするには、IT管理者、または組織のネットワークとファイアウォールの設定に精通しているユーザーが、各データソースをホストする場所など、専用のサーバーにGroundRunnerをインストールして構成します。チェーンにコマンドを追加することで、データソース内のタスクをGroundRunnerが実行するように接続を割り当てる事ができます。
ヒント: トラブルシューティングをスムーズに行うため、 GroundRunnerのログファイルのダウンロードを自動的に行うチェーンを作成する事ができます。
前提条件
GroundRunnersは、一部のOSをサポートしており、以下を要件とします。
- Java®バージョン8以降
- サーバーリソースの制限
Windowsの汎用命名規則(UNC)パスなどの共有リソースにアクセスするには、リソースに対する適切な権限を持つユーザーアカウントでGroundRunnerを起動する必要があります。
Java
必要に応じて、 Oracle®またはOpenJDKからJavaをダウンロードし、PATH変数にインストールして、コマンドプロンプトでjava
を介したグローバルアクセスを有効にします。Javaをインストールするか、その構成を編集した上で、サーバーを再起動します。
注: Javaをインストールする際に、Java Development Kit(JDK)とJavaランタイム環境(JRE)のどちらをインストールするかを尋ねられる場合があります。 GroundRunnersの場合、JREのみが必要となります。
自己署名証明書または認証局によって発行されていないCertificateを使用している場合は、CertificateをJavaキーストアにインポートして、Java/ SSLセキュリティを有効にします。
- IT管理者からサイトを保護するために使用されるCertificateのコピーを取得するか、ブラウザからエクスポートします。
- CertificateをGroundRunnerのインストールにコピーします。
- CLIで、CertificateをJavaキーストアにインポートします。例:
keytool -import -trustcacerts -keystore "C:\Program Files\Java\jre1.8.0_251\lib\security\cacerts" -storepass changeit -noprompt -alias [alias name] -file [path_to_exported_file]
システム要件
GroundRunnerは、外部ライブラリに依存する事なく、これらのオペレーティングシステムをサポートしています。
- MicrosoftWindows®デスクトップ10、32および64ビット
- MicrosoftWindows®Server 2012、2012 R2、2016、および2019
- Linux®RedhatおよびUbuntu
- macOS®Mojave 以降
GroundRunnerは限られたサーバーリソースを必要としますが、少なくとも次の内容が推奨されます。
- 512MBのランダムアクセスメモリ(RAM)の空き容量
- 100GBの空きディスク容量
注:必要なディスク容量の計算にあたり次を参照して下さい:それぞれ10MBの一時的な出力を生成する5つのコマンドを含むチェーンでは、完了に50MBが必要です。
推奨されるホスト構成には、以下で構成されたバーチャルマシンが含まれます。
- 2〜4個のプロセッサ
- 8GBのシステムメモリ
- ソリッドステートドライブ(SSD)ストレージデバイス
注: GroundRunnersはデータを収集または集約しません。送信中にのみ、データを保持します。拡張検証(EV)証明書は、DigiCert®を介してGroundRunnerとそのデータソース間のトラフィックを常に暗号化して保護します。
ユーザーアカウント
デフォルトでは、GroundRunners はローカル管理アカウントを使用しますが、この場合共有ドライブなどのリモートリソースへのアクセスが十分ではありません。 Windows の汎用命名規則(UNC)パスなどの共有リソースにアクセスするには、リソースに対する適切な権限を持つユーザーアカウントで GroundRunner を起動する必要があります。デフォルトの[ローカルシステム]管理者以外のユーザーアカウントを使用している場合は、GroundRunner のインストールディレクトリを管理する権限を付与して自動更新を有効にします。
GroundRunnersをダウンロードする
インストールまたは手動更新のためにGroundRunnerをダウンロードするには、次の手順に従います。
- チェーンから、[チェーンビルダー]をクリックします。
- [チェーンビルダー]で、[管理]
- オペレーティングシステム用のGroundRunnerの場合は、[ダウンロード]をクリックします。
GroundRunnersをインストールする
注: Microsoftインストーラー(MSI)には、.NET3.5以降のバージョンが必要となります。この要件を満たすことが難しい場合は、コマンドラインインターフェイス(CLI)を介してGroundRunnerをインストールしてください。
ステップ1:GroundRunnerをインストールする
MSIを使用して、MicrosoftWindowsデスクトップまたは.NET3.5以降を搭載したWindowsServer用のGroundRunnerをインストールするには、次の手順に従います。
- GroundRunnerをダウンロードし、
windows_amd64_ground_runner.zip
を解凍します。 - GroundRunnerセットアップウィザードを開くには、
GroundRunner.msi
を実行し、[次へ]をクリックします。 - 使用許諾契約の条項を確認して同意し、[次へ]をクリックします。
- [保存先フォルダ]に、
C:\Program Files\GroundRunner\
など、GroundRunnerをインストールする場所へのパスを入力し、[次へ]をクリックします。 - [プラットフォーム会社トークン]に会社トークンを入力します。
注: [チェーンビルダー]で会社トークンを検索するには、[管理者]
をクリックし、[ランナー] 、さらに[ダウンロード]を選択します。 - プラットフォーム認証ホストで、次の操作を行ないます。
- 北米の場合は、
h.app.wdesk.com/s/wdata/oc/app
と入力します。 - ヨーロッパの場合は、
h.eu.wdesk.com/s/wdata/oc/app
と入力します。
- 北米の場合は、
- プロキシサーバーを使用している場合は、次のいずれかを実行します。
- プロキシサーバーにアクセスするには、[プロキシホスト]に、有効なURLを入力します。必要に応じてポートも含めます。(
例:http://yourproxy:3000
など) - プロキシサーバーをバイパスするには、代わりに直接到達するホストのカンマ区切りリストを[プロキシホストなし]に入力します。
- プロキシサーバーにアクセスするには、[プロキシホスト]に、有効なURLを入力します。必要に応じてポートも含めます。(
- [次へ]をクリックし、[インストール]、さらに[完了]の順にクリックします。ユーザーアカウント制御のプロンプトが表示されたら、[はい]をクリックして、インストーラーがデバイスに変更を加えらるようにします。
- WindowsサービスマネージャでGroundRunnerを右クリックし、[開始]を選択します。
ステップ2:GroundRunnerを有効化する
- [チェーンビルダー]で、[管理]をクリックし、[ランナー]を選択します。
- [登録保留中]セクションに、
<datasource> -GroundRunner
のように、ランナーを説明する短い名前を入力します。 - [有効化]をクリックします。
注: GroundRunner実行可能ファイルの整合性を確保するために、Windows®インストーラがダウンロード可能です。このインストーラは、ソフトウェア開発ライフサイクルの一部としてWorkivaリリース管理チームにより暗号で署名されています。
コマンドラインインターフェイス(CLI)を使用してGroundRunner for Microsoft WindowsDesktopまたはWindowsServerをインストールする方法:
ステップ1:GroundRunnerをダウンロードする
- GroundRunnerのインストールを、
c:\Program Files (x86)\wdata
などのプログラムファイル内の独自のディレクトリにダウンロードします。 - インストール用ファイルを解凍し、そのファイルをディレクトリのルートに抽出します。
GroundRunner.exe
GroundRunnerMonitor.exe
installer.exe
ステップ2:GroundRunnerをインストールする
- Windowsコマンドラインインターフェース(cmd.exe)(CLI)から、管理者としてコマンド
c:\Program Files (x86)\wdata\installer.exe install
を実行し、すべてのデフォルト設定を受け入れます。- このパスには、
C:\ Program Files(x86)\ Wdata \ Files
などの新しいディレクトリ内に[ファイル
]フォルダを作成します。フォルダが存在しない場合は選択して作成します。 - 認証ホスト名(AUTH_HOST)の場合:
- 北米の場合は、
h.app.wdesk.com/s/wdata/oc/app
と入力します。 - ヨーロッパの場合は、
h.eu.wdesk.com/s/wdata/oc/app
と入力します。
- 北米の場合は、
- 会社トークンには、組織用に生成された値を入力します。
注: [チェーンビルダー]で会社IDを検索するには、[管理者]
から、[ランナー] 、さらに[ダウンロード]を選択します。
- このパスには、
GroundRunner
実行可能ディレクトリ以外のすべてのファイルをディレクトリから削除します。- GroundRunnerをサービスとして実行するか、フォアグラウンドプロセスとして実行するかを選択します。
- サービスの場合は、次のいずれかを実行します。
- CLIで、コマンド
sc start GroundRunner
を入力します。 - Windowsサービスマネージャーで、
HostRunner
サービスを開始します。
- CLIで、コマンド
- フォアグラウンドプロセスの場合、CLIで次のコマンドを入力します。
cd c:\ Program Files(x86)\ wdata GroundRunner.exe
- サービスの場合は、次のいずれかを実行します。
ステップ3:GroundRunnerを有効化する
- [チェーンビルダー]で、[管理]をクリックし、[ランナー]を選択します。
- [登録保留中]セクションに、
<datasource> -GroundRunner
のように、ランナーを説明する短い名前を入力します。 - [有効化]をクリックします。
Linux または macOS に GroundRunner をインストールする場合:
ステップ1:GroundRunnerをインストールする
- GroundRunner のインストールファイルを、
/home/<username>/wdata/
などの独自のディレクトリにダウンロードします。 - コマンドラインインターフェイス(CLI)で、インストールファイルを解凍します。
- Linuxの場合は、コマンド[
unzip linux_amd64_ground_runner.zip
]を使用します。 - macOSの場合は、コマンド[
unzip darwin_amd64_ground_runner.zip
]を使用します。
- Linuxの場合は、コマンド[
- 次のコマンドを入力します。
./installer install
、およびGroundRunnerの詳細を入力します:
- 認証ホスト名(AUTH_HOST)の場合:
- 北米の場合は、
h.app.wdesk.com/s/wdata/oc/app
と入力します。 - ヨーロッパの場合は、
h.eu.wdesk.com/s/wdata/oc/app
と入力します。
- 北米の場合は、
- 会社トークンには、組織用に生成された値を入力します。
注: [チェーンビルダー]で会社IDを検索するには、[管理者]
から、[ランナー] 、さらに[ダウンロード]を選択します。
- 認証ホスト名(AUTH_HOST)の場合:
GroundRunner
実行可能ディレクトリ以外のすべてのファイルをディレクトリから削除します。
ステップ2. サービスとして実行するかフォアグラウンドプロセスとして実行するかを選択します。
CLIで、コマンドを入力して、GroundRunner をバックグラウンドサービスまたはフォアグラウンドプロセスとして実行します。
- デフォルトのOSの初期プログラムから実行する場合は、バックグラウンドサービスとして実行できます。入力:
/home/[username]/wdata/Contents/GroundRunnerMonitor
- ログがコンソールに書き込まれるフォアグラウンドプロセスとして実行するには、次のように入力します。
cd home/[username]/wdata/Contents sudo ./GroundRunner
- ログがログファイルに書き込まれるフォアグラウンドプロセスとして実行するには、次のように入力します。
cd home/[username]/wdata/Contents sudo ./GroundRunnerMonitor
ヒント: GroundRunnerをフォアグラウンドプロセスとして停止するには、 CTRL + C を押します。
ステップ3:GroundRunnerを有効化する
- [チェーンビルダー]で、[管理] から、[ランナー] を選択します。
- [保留中の登録]セクションに、
<datasource> -GroundRunner
のように、GroundRunnerを説明する短い名前を入力します。 - [有効化]をクリックします。
GroundRunnerのステータスを確認する
GroundRunnerは、ジョブの実行方法および関連情報を含むメッセージを指示側と交換するために、常に有効である必要があります。GroundRunnerがオフラインになると、コマンドに応答する事ができなくなり、管理者は警告メールを受信します。
GroundRunnerのオンライン/オフライン状態を[チェーンビルダー]で表示するには、[管理]
、[ランナー] の順にクリックして、どのランナーが登録保留中、有効、または無効かを確認します。注:ネットワークが中断した場合、GroundRunnerは自動的に通信を再接続しようと試みます。
ランナーのホストオペレーティングシステムのリソースステータスを表示するには、目的のOSの[ステータスの表示]を選択します。
注:Linuxサーバー上のすべてのアクティブなGroundRunnerを表示するには、CLIで次のコマンドを入力します: ps -a |grep GroundRunner
GroundRunnerを手動で更新する
ごく稀に、GroundRunnerを手動でアップグレードする必要が生じる場合があります。
最新のMSIをダウンロードしてインストールし、以前にダウンロードしたバージョンをすべてアンインストールします。
- オペレーティングシステムに対応する最新のGroundRunnerをダウンロードします。
- Windowsサービスマネージャーで、GroundRunnerサービスを開始します。
- ダウンロードしたGroundRunnerのインストールファイルを、専用のディレクトリ(
c:\groundrunner_upgrade
など)にダウンロードし、ファイルを解凍します。 - これらの非圧縮ファイルをコピーして、GroundRunnerバイナリがインストールされているディレクトリに貼り付けます。
GroundRunner.exe
GroundRunnerMonitor.exe
- Windowsサービスマネージャーで、GroundRunnerサービスを再起動します。
- オペレーティングシステムに対応する最新のGroundRunnerをダウンロードします。
- GroundRunnerをホストしているサーバーで、サービスが実行されているディレクトリへ移動します。
- CLIで、GroundRunnerのサービスを停止します。
- ダウンロードしたGroundRunnerのインストールファイルを、専用のディレクトリ(
/home//groundrunner_upgrade/
など)にダウンロードし、ファイルを解凍します。 - これらの非圧縮ファイルをコピーして、GroundRunnerバイナリがインストールされているディレクトリに貼り付けます。
GroundRunner
GroundRunnerMonitor
- GroundRunnerのサービスを再起動するには、CLIで次のコマンドを入力します。
cd /home/<username>/wdata/Contents
./GroundRunner
GroundRunnerの環境を設定する
デフォルトで、GroundRunnersはすべてのワークスペースと環境で使用できます。 GroundRunnerの使用を特定の環境のみに制限するには、次の手順に従って下さい。
- チェーンビルダーの[管理]
- [ランナーの制限]で[グローバル]のチェックを外し、GroundRunnerを使用するワークスペースと環境を選択します。
- [保存]をクリックします。
GroundRunnerをアンインストールする
GroundRunnerが不要になった場合は、アンインストールする事ができます。
- GroundRunnerサービスを停止します。
- サービスとして実行している場合は、Windowsサービスマネージャーを使用するか、CLIで
sc stop GroundRunner
のコマンドを入力します。 - フォアグラウンドプロセスとして実行している場合は、キーシーケンス
<ctrl> <c>
を押します。
- サービスとして実行している場合は、Windowsサービスマネージャーを使用するか、CLIで
- CLIで、管理者として、コマンド
installer.exe uninstall
を入力します。 GroundRunner
の実行可能ディレクトリを削除します。
CLIで、GroundRunnerサービスを停止し、 /home/<username>/wdata/Contents
などの実行ディレクトリを削除します。
GroundRunnerの構成設定と送信ドメイン
データソースとの通信を有効にするには、GroundRunnerがインストールされているサーバーでファイアウォールポートを開く必要がある場合があります。一部のGroundRunnerの構成設定を変更するには、バイナリがインストールされているディレクトリの GroundRunner.config
ファイルを編集します。
注:GroundRunnerは、プロキシサーバーを使用できますが、New Technology LAN Manager(NTLM)を介して認証されたサーバーは使用できません。代わりに、サーバーのIPアドレスをホワイトリストに登録します。
構成 | 設定 |
---|---|
PORT |
0 から 65535 。デフォルトでは、GroundRunnerはポート 8821 を使用して相互に通信を行ないます。ただし、ポートは、異なるサーバー上のGroundRunnerがネットワーク内でコマンド出力を共有する場合にのみ必要です。 |
COMPANY_TOKEN |
GroundRunnerが別のテナント用に構成されていない限り、デフォルトのままにします。 |
LOG_LEVEL |
info または debug
|
PROTOCOL |
デフォルトのままにする |
HTTP_PROXY_URL |
プロキシサーバーを使用している場合は、サーバーの有効なURL。必要に応じてポートを含める。(例:http://yourproxy:3000 )
|
LONG_POLL |
プロキシサーバーを使用している場合は true に設定して、ロングポーリングを使用してコマンドを取得するようランナーに指示します。パフォーマンスを確保するには、プロキシサーバーまたはファイアウォールでWebソケットがサポートされていない場合にのみロングポーリングを使用します。 |
NO_PROXY |
プロキシサーバーをバイパスするには、代わりに直接到達するホストのカンマ区切りリストを提供して下さい。共通のパターンに基づいて複数のホストを含めるには、[ * ]のワイルドカードを使用します。 |
ネットワークで送信ドメインを許可する必要がある場合、以下がGroundRunnerに適用されます。
ドメイン | 目的 |
---|---|
|
Wdataを含む一般的なWorkivaサービスの主なサブドメイン |
*.wdesk.com |
実稼働Workivaプラットフォームの主なドメイン |
*.*.wdesk.com |
Workivaプラットフォームでコンポネントをサポートするためのサブドメイン |
GroundRunnerエラーのトラブルシューティング
チェーンの実行時にこれらのエラーが発生した場合は、コマンドの GroundRunners を確認してください。
エラーメッセージ | 原因 | 着地点 |
---|---|---|
エージェントとの通信に失敗しました—このコマンドは実行されませんでした | コマンドはGroundRunnerと通信できませんでした。この問題が発生した場合、GroundRunnerが起動していないか、またはネットワークの混乱がGroundRunnerとチェーンビルダーの間で生じている可能性があります。 | 確認事項:
|
コマンドに関連付けられているリソースをダウンロードできません。エラーが続く場合は、サポートまでお問い合わせ下さい。 | チェーンのコマンドのランナーが互いに通信できない状態です。これは、コマンドが異なるランナーを使用し、CloudRunnerがGroundRunnerでコマンドから出力されたファイルを使用しようとした場合に多く発生します。
注:オンプレミスデータを保護するためにCloudRunnerはGroundRunnersと任意の出力を共有しますが、GroundRunnersがCloudRunnerとファイル出力を共有することはできません。 |
チェーン内のすべてのコマンドで同じランナーを使用するか、チェーンのコマンドに複数のランナーが必要です。GroundRunnersを使用するコマンドがCloudRunnerを使用するコマンドにファイル出力を渡していないことを確認します。 |
コマンドの開始中にエラーが発生しました:exec: \"\\[connector].exe\": file does not exist" commandExecutorId=[ID] | マルウェアまたはウイルス対策アプリケーションがコネクタを誤って識別し、GroundRunnerとの通信を傍受しました。 | GroundRunnerインストールディレクトリをアプリケーションのスキャンから除外します。 |