チェーン内でコマンドを実行するには、データソースとの対話を可能にするコネクタを選択します。
利用可能なコネクタを表示する
Wdataと組織の記録システム間のプロセス自動化を目的に、組織のセキュリティ管理者は、ワークスペースのWorkivaプラットフォームと使用するソリューションのコネクタを有効に設定することができます。組織で使用できるよう設定されたコネクタを表示するには、Wdataで[構成]をクリックし、[コネクタ]を選択します。
注: 組織が使用できるコネクタの数に制限はありません。サブスクリプションには、すべてのコアコネクタ、および多数のプレミアムコネクタが含まれます。請求期間の終了時に有効に設定された追加のコネクタの代金は請求書に含まれます。
組織のセキュリティ管理者がコネクタを有効に設定すると、[チェーンビルダー]からその接続を設定できます。[チェーンビルダー]で設定されたコネクタを表示するには[接続]
をクリックします。各接続ごとに、名前、説明、およびランナーを表示することができます。接続のプロパティを表示するには、その接続の行を展開します。コネクタを追加する
チェーン内でコネクタを使用するには、組織で使用できるように有効にし、データソースへの接続に必要なプロパティを設定する必要があります。
ステップ1:コネクタを有効にする
組織のチェーン内でコネクタを使用できるようにするには、まず最初に組織のセキュリティ管理者が[構成]からコネクタを有効にする必要があります。
注:ワークスペースの所有者は[構成]から使用可能なコネクタの種類を閲覧することができますが、追加のコネクタを有効にすることはできません。
- [構成]から、[コネクタ]内で目的のコネクタを選択し、[有効にする]をクリックします。
注:[コネクタ]では、無効設定になっているコネクタは、有効設定になっているコネクタの後にアルファベット順に表示されます。
- [有効にする]をクリックします。
ステップ2:接続を設定する
組織のセキュリティ管理者がコネクタを有効に設定したら、そのユーザー自身、またはワークスペースの所有者が[チェーンビルダー]からコネクタの接続を設定します。接続を設定する際には、その使用方法を定義し、記録システムとの統合に必要とされるプロパティを入力します。
- データソースとやり取りをするためのオーケストレーターまたは ランナー(規定のCloudRunner、または構成済みのGroundRunner )
- データソースに安全にログインするための認証資格情報
- データソースに必要な追加のプロパティまたはリソース
接続は環境やワークスペースごとに個別に有効化されるため、ユーザーが本番環境の認証情報を非本番環境で使用することはありません。
- [チェーンビルダー]から[接続] をクリックし、右上にある[作成]をクリックします。
- [BizApp接続]から、接続するデータソースに基づいて、作成する接続のタイプと使用するランナーを選択します。
- クラウドまたはサービスとしてのソフトウェア(SaaS)データソースに接続するには、CloudRunnerを選択します。
- ファイアウォール内のオンプレミスデータソースに接続するには、GroundRunnerを選択します。
- 共同編集者が接続を識別しやすいように、[基本情報]に一意の名前と説明を入力します。
注: 接続 (Connection)名は組織(Organization)全体でプールされます。たとえば、「Workivaコネクター(Connector)」という名前は、組織(Organization)全体で1回しか使用できません。
- 一部の接続には、Anaplan®コネクタの証明書などのリソースが必要となります。必要に応じて、[リソース]から[追加]をクリックし、接続で参照されているファイルをアップロードします。
- 必要に応じ、ソリューションの種類に基づいて接続の資格認証情報とプロパティを入力します。
- [環境]で、接続を使用する環境を選択します。ワークスペース内のすべての環境を選択するには、そのワークスペースの右側にあるチェックボックスをクリックします。
- ワークスペースが存在しない場合は、両方のワークスペースから同時にチェーンにログインしてみてください。
- [保存]をクリックします。
接続のパスワード、認証情報やその他のプロパティを編集
パスワードや認証情報などの接続の詳細またはプロパティを更新するには、ワークスペースの所有者が[チェーンビルダー]から接続の編集を行うことができます。
- [チェーンビルダー]から[接続] をクリックし、接続の[編集]をクリックします。
- 必要に応じて、接続の情報とプロパティを更新します。
- [保存]をクリックします。
接続の使用状況を表示する
接続の編集または削除を行う前など、接続を使用しているチェーンの数または種類を表示するには、次の手順に従って下さい。
- [チェーンビルダー]から[接続] をクリックし、接続の[編集]をクリックします。
- [接続の更新]の横に、接続を使用しているチェーンの数が表示されます。接続を使用しているチェーンを表示するには、その[使用]回数をクリックします。
コネクタを無効にする
組織でコネクターが不要になった場合は、組織のセキュリティ管理者が構成からコネクタを無効にすることができます。
注:コネクターを無効にすると、組織のすべてのワークスペースでコネクタが無効になり、コマンドを含むチェーンは実行されなくなります。
- [構成]から、[コネクタ]内で目的のコネクタを選択し、[無効にする]をクリックします。
- [無効にする]をクリックします。
接続を削除する
アクティブに接続を使用するチェーンが存在しない場合、組織のセキュリティ管理者またはワークスペースの所有者が[チェーンビルダー]から接続を削除することができます。
注:チェーンがそのコマンドを使用している場合、接続を削除することはできません。接続が使用されている場所を表示するには、その[使用]回数をクリックします。
- [チェーンビルダー]から[接続] をクリックし、接続の[編集]をクリックします。
- [削除]をクリックします。