Wdesk同期機能は、Excelワークブックの情報をWorkivaに同期し、コンピューターからのデータで新しいスプレッドシートを作成したり、既存のスプレッドシートを更新したりできるようにします。
要件
- Wdesk同期は、Windows 10®以降を実行しているコンピューターでのみ使用できます。現時点では、Appleのオペレーティングシステムはサポートされていません。
Wdesk同期をダウンロードしてインストールする
Wdesk同期を使用するには、Microsoft®1Excel 2013または2016(Office 365を含む)およびMicrosoft .NET Framework 4.5以降のバージョンが必要です。また、コンピュータにプログラムをインストールする権限も持っている必要があります。これらのプログラムを所持していない、またはプログラムをインストールする権限を持たない場合は、自社企業のITリソースを参照してください。
IT部門に関連する技術情報については、「Wdesk同期インストーラの技術詳細」をダウンロードするよう指示してください。
アドインをインストールするには、次の手順に従います。
- 1
- 「Wdesk同期のアドインインストーラ」をダウンロードします。
- 2
- ダウンロードが完了したら、プログラムを起動します。
- 3
- アドインをインストールしたら、コンピューターを再起動し、Wdeskアカウントに同期するドキュメントを開きます。
Excelに[Wdesk同期]タブが表示されない場合は、アドインマネージャから有効にする事ができます。Excelの[ファイル]メニューから[オプション]をクリックし、メニューから[アドイン]を選択します。アドインへのアクセスにおいて引き続き問題が生じる場合は、IT部門に連絡してください。
Wdesk同期のバージョンが最新でない場合、更新プロンプトが左側のパネルに表示されます。
Wdesk同期を使用する
Wdesk同期の設定を行う
Wdesk同期では、Excelウィンドウの上部にタブオプションが追加され、同期ウィザードを使用できるようになります。
Wdeskアカウントに同期するには、次の手順に従います。
- 1
- [Wdesk同期]タブをクリックします。
- 2
- [ログイン]をクリックして、ドロップダウンからWdeskリージョンを選択します。これにより、ブラウザでログインページが開きます。
- 3
- 会社のログイン/セキュリティ機能(ブラウザー検証、SAMLなど)を使用してWdeskアカウントにログインします。すでにWdeskにログインしている場合、Wdesk同期は自動的に資格情報を検証します。
- 4
- Wdesk同期に初めてログインする場合は、[検証]をクリックして接続を検証します。
スプレッドシートを同期する
Excelワークブックから同期するには、次の手順に従います。
- 1
- 同期するExcelワークブックを開きます。
- 2
- Excelの[Wdesk同期]タブで、[開始]をクリックして同期ウィザードを開きます。
- 3
- ウィザードの[ワークシート]タブで、各ワークシートの名前の横にあるチェックボックスを使用して、同期するワークシートを選択します。ワークシートで一定のセルの範囲が強調表示されている場合は、[選択したセルのみを同期]のチェックボックスをオンにして、強調表示されている範囲のみを同期する事もできます。
- 4
- ウィザードの[Wdesk]タブから、データを追加する既存のスプレッドシートを選択するか、新しいスプレッドシートを作成します。[新規スプレッドシートを作成]を選択した場合は、ウィンドウの下部にある[ドキュメント]フィールドで名前を付けることができます。[次へ進む]をクリックします。
注:既存のドキュメントを更新する場合、変更を正しく同期するために、Wdeskスプレッドシートを編集する必要が生じる場合があります。たとえば、Excelのワークブックにデータの新しい行を追加した場合、スプレッドシートの同じ場所に空の行を追加する必要があります。また、Excelドキュメントのタブがスプレッドシートのシート名と一致しない場合、同期するとタブの名前で新しいシートが追加されます。
- 5
- [レビュー]タブで、同期するアイテムを確認します。[数式の同期]チェックボックスを使用して、数式を同期するかどうかを選択する事ができます。数式の同期を選択すると、Wdeskでサポートされていない数式がパネルに表示されます。
- 6
- 同期プロセスを開始するには、[同期の開始]をクリックします。ステータスバーが表示され、同期の現在の進行状況が表示されます。同期を開始するときにWdeskを開いている場合は、同期に関する詳細を示す進行状況バーも表示されます。
注:Workiva内で選択したシートの編集権限を持つユーザーのみが、新しいデータを同期する事ができます。
同期が完了すると、アカウントで新規または既存のスプレッドシートを表示できます。元のドキュメントに含まれるフォント、色、線、またはその他の書式はインポートされません。シートに上書きしたくない情報がある場合は、そのセルをロックすると今後変更が加えられるのを防ぐことができます。
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