この記事の対象者:
- ワークスペース所有者、コンテンツ管理者、およびコピー管理者
ファイル、フォルダ、およびプロセスのコピーを作成して、複製を保持したり、特定のレポート期間から次のレポート期間へロールフォワードしたりすることができます。これにより、元のファイルをそのままの状態で保持し、新しいファイルで作業を行うことができます。
[コピー]ウィンドウには、ファイルのコピー方法をカスタマイズするための設定がいくつか含まれます。ファイルをコピーすると、元の権限設定が維持されますが、リビジョン履歴はリセットされます。
注:ワークスペース所有者、コンテンツ管理者、およびコピー管理者のみが、ファイルのコピーを実行できます。ファイルをコピーする必要がある場合はワークスペース所有者に問い合わせて下さい。ワークスペース所有者が誰かを調べるには「メンバーと管理者の検索」を参照して下さい。
コピー設定を選択します
ファイルをコピーする際には、コピー設定を調整して、コピーに含める内容を選択できます。
注 : ファイルにオートメーションが含まれる場合、それらは自動的にコピーに含まれます。コピーされたオートメーションのエラーを減らすには、オートメーションの実行に必要な内容をすべて含めてください。
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すべてのコメント:新しいファイルにすべてのコメント([解決済み]および[オープン]コメントを含む)をコピーするには、このボックスをオンにします。
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アウトラインラベル:アウトラインラベルは、ドキュメントアウトラインに含まれる色付きのドットで、様々なステータスを示します。このボックスをオンにすると、作成したカスタムのラベルセットを含むあらゆるアウトラインラベルをコピーすることができます。
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リンクとプロセス参照:この設定では、コピーされたファイルにリンクとそのソースファイルがどのように表示されるかを管理することができます。プロセスをコピーする場合、これは、コピーしたプロセスのアクションにファイルとセクションの参照が含まれることも意味します。これらのオプション詳細については、以下の「リンクとプロセス参照の設定」を参照して下さい。
注:このチェックボックスをオフにすると、新規ファイルには選択したもの以外のソースへのリンクが含まれず、新規プロセスには参照ファイルが含まれなくなります。
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Connection:Wdataを使用している場合、コピーにおいてもWdata接続を保持することを選択できます。現在の時点では、ConnectionのコピーはレポートとWdataクエリのみをサポートしています。
- 着信接続と発信接続:レポート、Wdataクエリ、およびテーブル間のすべての接続が含まれます。
- 着信接続のみ:レポートおよびWdataクエリからのすべての着信接続が含まれます。
- 発信接続のみ:Wdataテーブルへのすべての発信接続が含まれます。
- 入力セル値:このオプションには入力セル内のすべての値が含まれます。このオプションを選択しない場合はセルの値はクリアされますが、入力セルの指定はコピー内で維持されます。
- 有効なセクションの入力モード: このオプションを含めると、元のスプレッドシートで入力モードが有効になっているシートは、スプレッドシートのコピーでも入力モードが有効になります。
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新規フォルダの名前:コピーの保存先となるフォルダの名前を入力します。
場所:新しくコピーしたフォルダを配置する場所を選択します。フォルダを選択しない場合、コピーしたファイルは[すべてのファイル]のセクションに表示されます。
リンクとプロセス参照の設定
リンクとプロセス参照に表示されるオプションを用いて、コピーしたアイテムがファイルのリンクとプロセスの参照を処理する方法をカスタマイズすることができます。
すべてのソースファイルのコピーを作成すると、選択したファイルのソースリンクを提供するすべてのファイルがコピーに含まれます。コピーしたファイルのリンクは、新しいソースコピーから取得されます。
通常のロールフォワードでは、すべてのソースファイルのコピーを作成を使用し、ソースと宛先ファイルが新しいレポート期間に確実にコピーされるように設定することをお勧めします。途切れたリンクは、テーブルとテキスト値が異なる結果になります。テーブルは保持されますが、テキスト値は保持されず、「###」として表示されます。

通常のロールフォワードでは、すべてのソースファイルのコピーを作成を使用し、ソースと宛先ファイルが新しいレポート期間に確実にコピーされるように設定することをお勧めします。途切れたリンクは、テーブルとテキスト値が異なる結果になります。テーブルは保持されますが、テキスト値は保持されず、「###」として表示されます。
元のソースファイルへのリンクを保持すると、ソースファイルのコピーを作成するのではなく、新規ファイルが元のソースファイルにリンクされます。コピーを作成しない場合は、選択ファイルにソースファイルを含めないで下さい。

新しい宛先と現在の宛先の両方で同じソースを使用する場合は、元のソースファイルへのリンクを保持することをお勧めします。例えば、新しいレポートエンティティまたは新しいファンドを追加する場合は、このオプションを選ぶことをお勧めします。

新しい宛先と現在の宛先の両方で同じソースを使用する場合は、元のソースファイルへのリンクを保持することをお勧めします。例えば、新しいレポートエンティティまたは新しいファンドを追加する場合は、このオプションを選ぶことをお勧めします。
リンクとプロセス参照をオフにすると、選択範囲外のリンクソースは無視され、それらのリンクが削除されます。新規ファイルにはリンクされた値の最後にパブリッシュされたデータが含まれますが、以降リンクは更新されなくなります。

リンクの削除は、選択ファイル以外の場所に削除対象となる不要なリンクがある場合にのみ実行することをお勧めします。

リンクの削除は、選択ファイル以外の場所に削除対象となる不要なリンクがある場合にのみ実行することをお勧めします。
注:リンク設定は、選択ファイルにまだ含まれていないソースにのみ影響します。ソースファイルが選択されている場合は、選択オプションに関係なくソースファイルはコピーされます。
アイテムをコピーする
フォルダをコピーするには、以下の手順に従います。
- [ファイル]からコピーするフォルダを探します。
- フォルダを右クリックして、[コピー] を選択します。
- 選択したフォルダを確認し、[次へ]をクリックします。
注:フォルダ内のプロジェクトまたはファイリングはコピーされません。
- コピーと場所の設定を調整します。
- [コピー]をクリックして終了します。コピーしたフォルダへのリンクが記載されたメールが届きます。
右下にコピー作業のステータスが表示されます。 [フォルダを開く]をクリックするとコピーしたフォルダが表示されます。
ファイルをコピーするには、以下の手順に従います。
- [ファイル]または[ホーム]から、コピーする必要のあるファイルを探します。
- ファイルを右クリックして、[コピー] を選択します。
- 選択を確認して、[次へ]をクリックします。
- コピーと場所の設定を調整します。
- [コピー]をクリックして終了します。コピーしたファイルへのリンクが記載されたメールが届きます。
右下にコピー作業のステータスが表示されます。 [フォルダを開く]をクリックするとコピーしたファイルが表示されます。
プロセスをコピーするには、次の操作を行います。
- [ファイル]または[ホーム]から、コピーする必要のあるプロセスを探します。
-
ファイルを右クリックして、[コピー] を選択します
。
- 選択を確認して[次へ]をクリックします。
- コピーと場所の設定を調整します。
- [コピー]をクリックして終了します。コピーしたファイルへのリンクが記載されたメールが届きます。
右下にコピー作業のステータスが表示されます。 [フォルダを開く]をクリックするとコピーしたファイルが表示されます。
ベストプラクティス
コピーを効率的に使用するためのヒントをいくつかご紹介します。
コメント:
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- 選択したファイルに、コピーしたファイルに関連する可能性のあるコメントが含まれる場合は、すべてのコメントをコピーに含めることをお勧めします。
- 例えば特定のレポート期間に関する質問など、コピーされたファイルにコメントが関連性を持たなくなった場合は、[すべてのコメント]チェックボックスをオフにして、コピーされたファイルからコメントを削除します。
アウトラインラベル:
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カスタムラベルキーを作成し、それをコピーしたファイルで再利用する場合は、アウトラインラベルを含めることをお勧めします。
- コピーしたファイルを開くと、すべてのアウトラインラベルをクリアして、同じアウトラインラベルキーを保持しながら各セクションのステータスをリセットすることができます。
- 新規ドキュメントでステータスを最初からやり直す際にアウトラインラベルキーを再利用する必要がない場合は、ラベルキーをコピーに含めないでください。
- Workivaでのラベルの使用についての詳細をご覧ください。
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カスタムラベルキーを作成し、それをコピーしたファイルで再利用する場合は、アウトラインラベルを含めることをお勧めします。
リンクファイルポート:
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- 選択したコピーに複数のリンクファイルがある場合は、リンクファイルレポートからコピーすることをお勧めします。
- リンクファイルレポートから、コピーから除外するリンクファイル(除外する必要がある場合)を細かく選択することができます。これは、リンクの複雑な状態を解決するのに役立ちます。
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注:現在の時点では、リンクファイルレポートからのコピーはフォルダの構造を複製せず、フォルダ内のプロセスとアップロードされたファイル(PDFなど)を含みません。これらのアイテムをコピーに含める必要がある場合は、リンクファイルレポートではなくホームからコピー作業を行って下さい。