説明
この関数を使用すると、指定した日付から未来または過去の営業日数を指定して日付を決定することができます。
また、どの日を週末(非稼働日)とみなすか、除外する祝日を指定することもできます。この関数は、労働日と非労働日の両方を考慮する必要がある開始日、納品日、完了日を計算するのに便利です。
構文
WORKDAY(開始日,日,[休日])
インプット
この関数には以下の引数がある:
名称 | 必須 | 有効入力 |
---|---|---|
開始日 |
はい | 計算の基準となる日付。これは、セル参照、整数の日付、またはDD/MM/YYYYまたはYYYY/MM/DDの形式の日付である。 これらのいずれかになるような配合も許容される。引用符が必要です。 |
日 |
はい | 開始日の前後営業日。これは、セル参照、整数の日付、またはDD/MM/YYYYまたはYYYY/MM/DDの形式の日付である。 これらのいずれかになるような配合も許容される。引用符が必要です。 |
休日 |
いいえ | 日付で指定された非稼働日のリスト。 これは、セル参照、セル範囲(D2:D13)、整数の日付、またはDD/MM/YYYYまたはYYYY/MM/DD形式の日付で ある。 これらのいずれかになる数式も使用できます。 休日が設けられていない場合、WORKDAYは土曜日と日曜日のみを非稼働日として扱う。 |
例
サンプルデータ
(開始日) |
B (日) |
C (休日) |
WORKDAY 結果 |
---|---|---|---|
1/1/2024 | 14 | 1/19/2024 | |
1/1/2024 | 14 | 1/11/2024 | 1/22/2024 |
1/1/2024 | -14 | 12/12/2023 | |
7/19/2023 | 9 | 12/31/2023 | 8/01/2023 |
45283 | 12 | 1/8/2024 | 01/08/2014 |
サンプルフォーミュラ
数式 | 説明 | 結果 |
---|---|---|
=WORKDAY("1-Jul-2024",5) |
2024年7月1日から5日後の平日(月~金)の日数を、休日を指定せずに決定する。 | 8 2024年7月 |
=workday(a1,b1) |
休日を指定せずに、セル A1 の日付からセル B1 で指定された勤務日数(月~金)後の日付を決定する。 | 1/9/2024 |
=workday(a1,-14) |
休日を指定せずに、セル A1 の日付より前のセル B1 で指定された勤務日数(月~金)の日付を決定します。 | 12/12/2023 |
=workday(a2,b2,c2) |
セル A1 の日付とセル B1 の間の勤務日数(月~金)に、セル C2 で指定された休日を加えた日付を決定する。 | 1/22/2024 |
=workday(a1,b1,c1:c5) |
E1:E5の範囲で休日を指定し、セルA1の日付とセルB1の間の勤務日数(月~金)を決定する。 | 1/10/2024 |
メモ
- 平日
- は、どの日が休日であるかを暗黙のうちに知っているわけではない。これらはユーザーが指定しなければならない。
- は、勤務日数を計算する際に開始日を含む。
- 土日を除く。
- は時間値を無視する。
- 休日の日付が指定した開始日と終了日の間にない場合は、無視されます。
- 指定された日付のいずれかが有効でない場合、WORKDAYは#VALUE!エラーを返す。
- ワイルドカードはこの機能では使えない。
ヒント
- 一般的には、休日の日付をセル範囲に入れ、その範囲を参照する方が簡単です。
関連機能
date
datevalue
day
days
days360
edate
eomonth
month
networkdays
networkdays.intl
weekday
workday
workday.intl
year
yearfrac